2026年10月12日 公開
家計改善|ふるさと納税 4本目(全5本)=この記事は「頼んだあとの申請書の出し方」。
- まだ頼んでいない人 → 3本目「どのサイトで、いつまでに頼む?」
- 確定申告をする人 → 下のチェック欄で確かめてから、「申請書で済む人・済まない人」の章へ



ふるさと納税で寄付した町から、「申請書」って紙が郵便で届いたんだけど。これ、出さないとどうなるの?



それは、税金を安くしてもらうための紙だよ。出さないと、税金が安くならないの(間に合わなくても、確定申告で取り戻せるけどね)。会社員の多くは、これを書いて寄付した町に送るだけでいいの😊
僕は、紙でもスマホでも出したことがあります。答えを先にまとめます。
✅ これがこの記事の答えです
確定申告をしない会社員で、寄付した町が5つまでなら、ワンストップ特例(=申請書だけで税金を安くしてもらう仕組み)の申請書を、翌年1月10日までに町へ送るだけで税金が安くなります😌
- 申請書で済む人=確定申告(=1年分の収入と税金を、自分で税務署に届け出る手続き)をしない会社員で、寄付した町が5つまで(同じ町に何回寄付しても1つ。市や村も、この記事では「町」と書きます)
- やること=申請書を出す。出し方は2つ=①紙で郵送(申請書+本人確認のコピー)②スマホで(町が対応していれば)。寄付1件ごとに出し、寄付した翌年の1月10日までに町に届くように
- 申請書が使えない人=確定申告をする年の人と、6つ以上の町に寄付した人(くわしくは、すぐ下のチェック欄で)
- 間に合わなかったら=確定申告をすれば取り戻せます(5年以内)
この記事を読んだら、やることは1つ=申請書を出す
すぐ下のチェック欄で「申請書で済む人」と分かったら、出し方は2つです。
- 紙=申請書を書く → マイナンバーカードの表と裏をコンビニでコピー(カードが無い人は「紙で出す」の章)→ 申請書と一緒にポストへ
- スマホ=町が対応していれば、マイナンバーカードを読み取って出す(「スマホで出す」の章)
※申請書=正式には「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」。申請書だけで税金を安くしてもらえるこの仕組みを「ワンストップ特例」と言います。
🔀 当てはまるものにチェックを入れると、自分が「申請書で済む人」か「確定申告になる人」かが分かります
※ここでの「今年」=寄付をした年(1月〜12月)のことです。12月に寄付して1月に申請書が届いた人は、去年のことで答えます。
※入れた内容は、どこにも送られません。
📋 ここから先で、わかること(この順で読めば、つまずきません)
- 申請書で済む人・済まない人(=町の数え方と見分け方)
- 紙で出す(=用紙・書く欄・本人確認のコピー・送り先)
- スマホで出す(=対応している町だけ)
- 出したあとに気をつける3つ(=引っ越し・受付の知らせ・間に合わなかったとき)
- よくある疑問(=チェックだけで済む?・カードが無い・年末に届かない)
📮 申請書で済む人・済まない人|町の数え方と見分け方
結論:「確定申告をしない」と「寄付した町が5つまで」の2つを満たせば、申請書を出すだけで税金が安くなります。気をつけるのは、町の数え方と、確定申告をする年かどうかです。


町の数え方|同じ町は何回でも1つ
数えるのは町の数です🤔同じ町に3回寄付しても、数えるのは1つ。サイトを分けて頼んでも、町の数の合計で数えます。
6つ目の町に寄付すると、その年の申請書は5つ目までの分も含めて全部使えなくなります💦 寄付は全部、確定申告に書くことになります。
出典=総務省「ふるさと納税の流れ」/総務省「ふるさと納税ワンストップ特例の取扱いについて」(2026年10月6日に確認)
確定申告をする年は、申請書が使えない
確定申告をする年は、申請書を出していても使われません。医療費控除を受ける年・住宅ローン控除の1年目・副業の所得が年20万円を超える年などです。当てはまるかは、記事の上のチェック欄で確かめられます。
その年は、町から届く寄附金受領証明書(=いくら寄付したかの証明)をとっておき、寄付も確定申告に書きます。確定申告は2月中旬〜3月中旬に、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」でスマホでも作れます。
出典=国税庁「ふるさと納税(寄附金控除)」(No.1155)/国税庁「寄附金控除」(No.1150)/国税庁「給与所得者で確定申告が必要な人」(No.1900)/国税庁「医療費控除」(No.1120)(2026年10月6日に確認)



副業でちょっとだけ稼いでるんだけど、20万円以下なら何もしなくていいんだよね?



所得税はね。でも決まりの上では、住民税は1円からでも申告が要るの。



えっ、でも周りでそんな申告してる人、聞いたことないよ。



正直、私の知る限りでもほとんどいないかな😅 ただ、もし申告するなら、その年は申請書が使えないの。そのときは住民税の申告より確定申告にして、副業の分と寄付を両方書くと、所得税(=国に払う税金)の分も戻るよ。副業の住民税のことは、副業の住民税の記事にまとめてあるよ。
出典=横浜市「給与以外に副収入がある場合の住民税の申告は」/横浜市「寄附金控除」(住民税の申告や確定申告をすると、申請書は使えない)(2026年10月8日に確認)
✍️ 紙で出す|用紙・書く欄・コピー・送り先
結論:紙で出すときは、申請書に名前・住所・マイナンバーなどを書き、本人確認のコピーを付けて、寄付した町へ1件ずつ郵送します(スマホで出せる町なら、次の章へ)。


用紙は3つの方法で手に入る
- 町から届く=申し込みのときに「申請書を希望する」(=申請書を送ってほしい、という意味のチェック)を選んだ人。品と一緒に入れてくる町もあれば、品とは別の郵便で送ってくる町もあります。届く時期も町によって違います。
- サイトのマイページから印刷=住所や名前が入った状態で出せるサイトもあります。
- 総務省のページから印刷=全国で同じ用紙なので、誰でも使えます。
用紙=総務省「申告特例申請書」(PDF)(2026年10月6日に確認)
書く欄と、チェックを入れる所
書くのは、住所・電話番号・名前(フリガナ)・生年月日・マイナンバー・寄付した日と金額です。いちばん上の「令和 年 月 日」は書いた日、「殿」の前は寄付した町の長(例=◯◯町長)です。
下のほうの「2.申告の特例の適用に関する事項」に、チェックを入れる□が2つあります。両方に入れます。
- 「…申告特例対象寄附者である」=確定申告をしない人、という意味
- 「…要件に該当する者である」=その年に申請書を出す町が5つまでの見込み(=予定)、という意味
「寄付した日と金額」は、町から届く寄附金受領証明書(=いくら寄付したかの証明)か、サイトのマイページで分かります😳
名前と住所は、申し込んだときと同じ、住民票(=役所に登録してある住所)どおりに書きます。
本人確認のコピーは、持っているもので3通り
- マイナンバーカードがある人=カードの表と裏のコピーだけ
- 通知カード(=昔配られた紙のマイナンバーのカード)がある人=通知カードのコピー+運転免許証などのコピー(通知カードの名前・住所が今の住民票と同じ人だけ。違う人は、下の住民票の組み合わせで)
- どちらも無い人=マイナンバー入りの住民票+運転免許証などのコピー(住民票は、住んでいる市の役所の窓口で取れる・手数料は市によって数百円・頼むときに「マイナンバーを載せてください」と言う)
コピーは、申請書1枚ごとに1組ずつ付けます(同じ町へ2枚なら2組)。
出典=ふるさとチョイス「ワンストップ特例制度」/北九州市「ワンストップ特例」(2026年10月6日に確認)
寄付した町へ、1件ごとに送る
送り先は、住んでいる市ではなく、寄付した町です。申請書は寄付1件ごとに1枚。同じ町に2回寄付したら、2枚送ります。
封筒は、申請書と一緒に返信用の封筒が入っていれば、それを使います。入っていなければ自分の封筒で、町から届いた案内か、サイトの寄付先のページに書いてある送り先へ出します。
締切は、寄付した翌年の1月10日です。多くのサイトや町は「1月10日必着(=その日までに町に届いていること)」と案内しています。忘れないうちに、早めに出しておくと安心です😊
町の返信用封筒に「料金受取人払」と書いてあれば、切手は要りません。自分の封筒で送るときは、ふつうの大きさの封筒(定形)で50gまでなら110円の切手を貼ります(日本郵便「手紙・はがきの料金」・2026年10月時点)。スマホで出せる町なら、かかりません。
同じ町あてに2枚以上あるときは、1つの封筒にまとめてよいかを、町の案内で確かめてください。



コピーを取るのが面倒なんだけど、家にプリンターが無いよ。
コンビニのコピー機でとれるよ。マイナンバーカードなら表と裏の2枚だけ。何件分かまとめてコピーしておくと楽だよ😳
出典=楽天ふるさと納税「ワンストップ特例制度」/秋田市「ワンストップ特例」(2026年10月6日に確認)
📱 スマホで出す|対応している町だけ
結論:マイナンバーカードと、カードを読み取れるスマホがあれば、紙の代わりにスマホで出せる町があります。対応しているかは町ごとに違います。
スマホで出す方法は、主に2つです。
- 自治体マイページ=寄付した町が使っている申請のページ
- ふるまど=スマホで申請書を出せるサービス。「IAM(アイアム)」というアプリで、マイナンバーカードを読み取って使います。
どちらも、寄付した町が対応しているときだけ使えます。申し込んだあとに届くメールや、サイトのマイページに案内が出ます。通知カードでは使えず、マイナンバーカードが要ります。締切は、紙と同じく翌年1月10日まで(楽天の案内では23時59分まで)です。
案内が見つからない人や、カードを読み取れるか分からない人は、紙で出せば大丈夫です😌
出典=楽天ふるさと納税「オンライン申請」/ふるまど(IAM)(2026年10月6日に確認)
⚠️ 出したあとに気をつける3つ
結論:出したあとは、引っ越し・受付の知らせ・間に合わなかったとき、の3つだけ覚えておけば大丈夫です。
① 引っ越した・名前が変わったら、変更届を出す
申請書を出したあとに住所や名前が変わったら、寄付した町へ「変更届出書」を、翌年1月10日までに出します。出さないまま、翌年1月1日の住所が申請書と違うと、税金が安くならないことがあります(住民税は、1月1日に住んでいる市で決まるためです)。そのときは、確定申告で取り戻せます。
② 受付の知らせは、町しだい
メールなどで「受け付けました」と知らせてくれる町もあれば、何も来ない町もあります。心配なら、サイトのマイページ(=自分の申し込みを見られるページ)で受付の状況を確かめます(楽天でスマホから出した場合は「受付完了」に変わります)😌
マイページに何も出ず、知らせも来ないときは、寄付した町のふるさと納税の担当に、電話かメールで「申請書は届いていますか」と聞けば確かめられます😊
③ 1月10日に間に合わなかったら
確定申告で、寄付を全部書けば取り戻せます。お金が戻ってくる申告(還付申告)は、翌年の1月1日から5年間出せます。あきらめなくて大丈夫です😤
本当に安くなったかは、翌年6月に職場で配られる住民税の紙(=1年分の住民税の額が書かれた紙)で確かめられます。紙の見方は、5本目でくわしく書きます。


出典=総務省「ワンストップ特例制度について」/楽天ふるさと納税「オンライン申請」/横浜市「寄附金控除」/国税庁「還付申告」(No.2030)(2026年10月6日に確認)
🙋 よくある疑問
結論:申請書でつまずきやすい3つに、先に答えておきます。
Q. 申し込みの画面で「申請する」にチェックしたけど、それで終わり?
A. いいえ。チェックは「申請書を送ってください」という意味で、申請はまだ終わっていません。届いた申請書を出して、初めて申請したことになります。
Q. マイナンバーカードを作っていない。それでも出せる?
A. 出せます。上の「本人確認のコピー」の段の2つ目か3つ目の組み合わせで付けます。スマホで出す方法だけは、マイナンバーカードが要ります。
Q. 年末に頼んだら、申請書がなかなか届かない。
A. 待たずに、サイトのマイページか総務省のページから用紙を印刷して送ってかまいません。年末は町が送るのが遅れることがある、とサイトも案内しています💦
出典=総務省「よくある質問」/楽天ふるさと納税「よくあるご質問」(2026年10月6日に確認)
📝 まとめ
結論:確定申告をしない会社員で、寄付した町が5つまでなら、申請書を寄付1件ごとに町へ送るだけです。翌年1月10日までに町に届くように出します。
| あなたは | やること |
|---|---|
| 確定申告をしない会社員・町が5つまで | 申請書+本人確認のコピーを、寄付1件ごとに町へ(1月10日まで) |
| 医療費控除・住宅ローン控除の1年目・副業の所得が年20万円を超える年など(上のチェック欄で確かめる) | 寄付も確定申告に書く |
| 町が6つ以上 | 申請書は全部使えない。確定申告に書く |
| 出したあとに引っ越した | 変更届を寄付した町へ(1月10日まで) |
| 1月10日に間に合わなかった | 確定申告で取り戻せる(5年以内) |
🎯 この記事でやること=申請書を出す(1つだけ)
チェック欄で「申請書で済む人」と分かったら、申請書を出します。出し方は2つです。
- 紙で郵送(申請書+本人確認のコピー)
- スマホで(町が対応していれば)
届いたら早めに出しておけば、1月10日を気にしなくて済みます。
- 確定申告になる人=申請書は出さずに、受領証明書をとっておき、確定申告のときに寄付も書きます(作り方は国税庁の作成コーナーへ)😌
- 確定申告になるか迷う人(医療費控除をするか、まだ決めていない等)=申請書を出しておきます。あとで確定申告をすることになっても、寄付を確定申告に書けば取り戻せます。
📚 ふるさと納税は全5本|この順に読めば迷いません
- 1本目 ふるさと納税とは?(負担2,000円で品が届く仕組み)
- 2本目 限度額の出し方(住民税の紙から出す)
- 3本目 どのサイトで、いつまでに頼む?
- 4本目 申請書の出し方(ワンストップ特例) ← いまここ
- 5本目 住民税は本当に安くなった?(2027年5月ごろ公開予定) ← 次はこれ
寄付した次の年の6月に届く住民税の紙で、本当に税金が安くなったかを確かめる方法をまとめます。
確かめたら、同じ紙で2本目の限度額を出し直し、その年の10月ごろに3本目から進めると、同じ順番で迷わずに進められます😊
🙏 最後まで読んでくれて、ありがとうございます
💬 ひとことだけ、もらえませんか
「ここが分からなかった」「うちはこうでした」その一行だけで十分です。
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正直に書くと、このブログにはまだコメントが1件もありません。
だから、あなたの一行がそのまま次に書くものを決めます。いただいた声は、全部読みます。
もがいてナンボ。ではまた👋
📌 本記事は2026年10月6日時点の制度で書いています。制度が変わったら、そのたびに直します。


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